2018年パリオペラ座バレエ学校夏期講習レポート

第18回まちだ全国バレエコンクールの副賞として、パリ・オペラ座の夏期講習会に招待参加された河村 美来さんのレポートをご紹介します。

河村 美来(第18回シニアの部第2位)

この度、まちだバレエコンクールで、パリ・オペラ座バレエ学校サマーインテンシブ参加権をいただき、7月2日から2週間の日程で参加してきました。

期間中、私は学校内にある寮に滞在しました。部屋は4人部屋で、ロシア人と2人のアメリカ人と過ごすことになり、初めはコミュニケーションが取れるか不安でしたが、徐々に慣れてレッスン後に一緒に出かけることもありました。

クラスは年齢で分けられ、私はPerfectionnementという、男女合わせて16人のクラスに入りました。レッスンは毎日午前・午後に2レッスンずつ(1レッスン90分)、内容はクラシック、パドドウ、コンテンポラリー、ジャズなどで、プラテル校長によるバリエーションクラスもありました。私は特にパドドウクラスが楽しかったです。

唯一お休みだった日曜日にはパリ市内観光があり、みんなでガルニエ宮見学、チュイルリー公園ピクニック、セーヌ川クルーズをしてきました。

そして最終日には、校内にある舞台で、レッスンの成果を保護者の方々に披露しました。傾斜のある舞台で踊るのは初めてだったので心配でしたが、2週間組んでくれたパートナーやクラスメイトと楽しい時間を過ごすことができました。

この2週間で、何よりも精神面が強くなった気がしています。先生方に教わったこと、自分の体で感じたことを心に留めて、これからも日々努力していきます。このような貴重な機会を与えてくださりとても感謝しています。ありがとうございました。